よくある質問

土地、または学区を優先して土地探しをすると混乱を招く?

正解は○です。エリアを狭くすることは得策ではありません。なぜなら?

「○○学校の学区内」とエリアを狭くしてガチガチに条件を固めてしまうと、選択肢が限られてしまい見つかりにくくなります。人気の学区の土地は、なかなか手に入りにくくなっています。また、この場合は普通の探し方では奇跡的に土地がでない限り難しいと言えます。

 不動産の購入では、条件を絞れば絞るほど物件も限られてしまい比較検討ができなくなります。そのため、学区優先など条件を絞り過ぎてしまうと、結果として相場よりも高値で売っている物件を買ってしまうことにもなってしまいます。人間の心理として「自分が求める条件に合う物件はここしかない」となれば、価格が高くても買ってしまいます。予算などの資金計画も大事なのに人気エリアに物件が出たからと急いで契約し、相場よりも高く、そして、予算よりもオーバーしてしまい返済が大変…なんて失敗にもなってしまいます。

 土地の立地をしっかり確認せず購入してしまい、「雨が降ったら水が溜まりやすい土地だった…」「日当たりが悪い…」「近所のマンション計画を見落とし、マンションが完成したら日当たりが悪くなってしまった…」などの話もよく聞かれます。

 マイホームを建てるからには、誰もが少しでも「良い土地・良い家」に住みたいと考えるのではないでしょうか。しかし、ひとくちに「良い家」と言っても、その定義は十人十色。
失敗した購入にならないためにも、エリアを絞って探す場合は他の条件も考え、気持ちにゆとりを持つことが大切です。

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