この記事で書いていること
Q1.このデザインのコンセプトは何ですか?
築34年木造、ごく普通の和室2間2K物件でした。その木造の柱を活かし、周りの物件にはない個性のある部屋をつくりました。和室は何もしない状態だと、古臭くジメジメとした雰囲気になりがちですが、部屋の色彩をニュートラルで無表情なグレーやシルバーを入れることで、新旧でコントラストが生まれ、古い部分と新しい部分がバランスします。無機質・モダンをテーマに倉庫的な開放感のある部屋に仕上げました。
やっぱり柱でしょうね。柱をそのまま残したことにより家具や雑貨を柱と柱の間に配置することで広い空間を自分なりに仕切ることが出来ます。壁で仕切らないので開放感はそのまま活かせます。
Q3.どんな人に推したいですか?
奥羽大近くでもあり、南東北病院近くでもあり、学生や看護師など比較的若い独身男性向けだと思います。シンプルで無機質なデザインは男心をくすぐること間違いなし。また、ペット可で2階角部屋、カメラ付インターホン、デジタルキー完備、水廻りの設備が新品ということもあり女性にも好まれる部屋になっていると思います。
Q4.作業中の裏エピソードを教えてください。
このようなデザインの部屋づくりはあまり経験がなかった為、実際住み手の気持ちを考えると「柱が邪魔にならないかなぁ、部屋が殺風景でつまらない部屋にならないかなぁ」など不安に思っていましたが、実際仕上がって社内スタッフの意見を聞いてみると好評でした。
特に夜はスポットライトがいい雰囲気を演出してくれて昼、夜両方の完成写真を撮影しました。なので出来れば夜のムーディーな部屋も是非見ていただきたいですね。